水耕栽培で最も手間がかからず初心者でも簡単な自作キットでたくさんの収穫を見込むことができる野菜は葉物野菜であることは間違いありません。
その中でもレタスは栽培がとても簡単で水耕栽培では最も人気のある野菜です。
自作キットに種を蒔いて成長を待つだけでも十分な収穫は可能なのですがここにあとひと手間加えると更にしっかりとしたレタスの収穫が可能になります。
そのひと手間とはどのような手間なのかご案内していきたいと思います。
何もしないでも収穫できるレタスとは?
水耕栽培で手軽に栽培が可能なレタスの種類は主にリ－フレタスと呼ばれている葉が大きく増えていくレタスです。
このレタスは極端な環境にならなければ水耕栽培キットの上に種を蒔き光と水分が絶えず供給出来ていれば育っていきます。
しかし中には葉が細いものやふにゃふにゃなもの、十分な大きさに育たないもの等もあり収穫してみたら意外と少なかったということも稀にあります。
ではどうしてそのようなレタスが発生してしまうのかですが、答えは葉の1枚1枚に十分な栄養が行き届いていないことが最大の原因となります。
それではどのようにしたらしっかりとしたレタスがたくさん収穫できるかと言えば間引きを行うことが答えとなります。
レタスの水耕栽培で間引きをする効果とは?
レタスの水耕栽培は自作キットにそのまま種を蒔くだけでも育てることは可能ですがもっとしっかりとした沢山の葉を収穫するには間引きが必要となります。
レタスに限ったことではありませんが多くの種を蒔けば蒔くほど発芽後は発芽した苗の分栄養素が分散されることになります。
そうなると1つ1つの葉は細く小さい葉として育っていくことになってしまうのです。
しかし間引きをすることで葉の枚数を減らし1つの葉により多くの栄養素を行き届かせることにより大きくしっかりとした葉に成長させることが可能となります。
多くの小さい葉を育てるよりも間引きをして大きくしっかりとした葉を育てることをおすすめ致します。
間引き効果で大きくしっかりとしたレタスを収穫しましょう
レタスは発芽率が他の野菜に比べても非常に高い為、たくさんの葉が育つ可能性がありますが、あまり多くの葉は栄養素が分散される為に大きく育ちません。
間引きをして適切な葉の枚数にすることで1つ1つ葉は大きくしっかりとしたものが出来ます。
弱弱しい葉がたくさんあるよりも大きな葉を収穫して食べた方が美味しいのは間違いありません。
間引きを活用して多くのレタスを収穫しましょう。