レタスを水耕栽培で育てる際の温度管理方法は?

水耕栽培される野菜として葉物野菜は特に人気です。

生育が早く、生でも調理しても美味しく、料理の彩としても利用できる使い勝手の良い種類です。

ここではそんな葉物野菜の中でレタスを水耕栽培する際のポイントについて書きたいと思います。

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まずは発芽をさせる為の条件は?

野菜に旬の時期があると言うことは発芽しやすい温度と言うのはどの野菜にもあるということです。

これに逆らうと環境が作りやすい水耕栽培でも野菜の栽培は上手くいきません。

今回取り上げているレタスの場合は25℃~28℃前後が適温となります。

ですので人が快適と思える温度帯となるのでレタスの栽培はしやすい方かと思います。

ですが一点気を付けたいのは、レタスの種は光を受けないと発芽しません。

スポンジや綿で栽培する際に、あまり深くに種を植えてしまうと、せっかく温度管理が出来ていても発芽しないことにもなってしまうので気を付けてください。

成長期の温度の温度管理は非常に大事

レタスは発芽できればそれ程厳しく温度管理をする必要はありません。

気温として望ましいのは15℃~25℃位の範囲。水温は20℃~28℃位の範囲で維持できれば問題なく生育していきます。

実際は10℃位でも生育には大きな影響は無いです。

その理由としては、レタスの旬は春と秋で、この季節は気温が上がったり、下がったりを繰り返す時期ですので、露地物では温度を細かく管理することが出来ないことと同じように水耕栽培でも温度にそれほど神経を尖らせる必要がないということです。

根枯になる前に気をつけなくてはいけないこと

前の項ではレタスの栽培では細かな温度管理は必要ないと書きましたが、これは全く温度管理をしなくて良いと言うことではありません。

当然、路地のレタスでも旬の時期を外して種を巻けば期待した成育、収穫には繋げることはできません。

ですので最低限の温度管理は必要となります。

そこで、その最低限の温度管理ですが、「30℃以上にはしない」「5℃以下にはしない」です。

普段の生活をしていれば5℃を下回ることはないかと思います。

ただ、夏場の室外に限らず、室内も30℃以上は超える可能性は非常に高いです。

もしも温度が上がりすぎてしまうとどのような状況になるかと言うと、水耕栽培溶液も蒸発してしまうことは当然ですが、溶液内の酸素が減少してしまい、レタスが十分な酸素を取り入れられなくなってしまうのです。

こうなってしまうと根が枯れてしまい、成育の為の栄養分、水分を取り入れられなくなり、結果、収穫できないという事になってしまいますので、温度の上昇には気を付けて楽しい水耕栽培ライフをお楽しみください。

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