水耕栽培で初心者が最も嵌ってしまう問題点の1つに根カビが挙げられます。
水耕栽培は絶えず根が水と接しているこもあり根はその時の環境次第でカビが発生しやすくなってしまうことがしばしばあり
特に外気温や湿度が高い時はその傾向が高くなってしまいます。
では水耕栽培でどのようにしたら根カビの発生を抑えることができるかをここではご案内したいと思います。
水耕栽培で根カビが発生する主な2つの要因
水耕栽培で根カビが発生する要因は様々な要素が有りますが主に次の2つのことが大きく関係しております。
1つ目は水温が直射日光等の影響で必要以上に上昇をしてしまうと水に雑菌が湧いてしまい水自体を汚染します。
その水を取り替えないと根がその雑菌が原因でカビてしまう可能性が高くなります。
特に夏場は外気温が高くなりますので発生しやすい事象となります。
対処としては常に水を臭いや色を気にしておく必要があります。
水に雑菌が湧くと緑色の藻が発生したり臭いがきつくなったりしますのでその場合はすぐに綺麗な水に取り換えることです。
2つ目は養液いわゆる栄養分が高すぎても根が腐ってしまいます。
土耕栽培と違い水に栄養分を加える水耕栽培は栽培する野菜や植物によって規定量を超えた栄養を与えてしまうと枯れてしまうことがあります。
特に根から栄養素を吸収する為に一番先に影響が出てしまいます。
根カビを発生させにくくする方法は?
水耕栽培では根カビを完全に発生させないようにすることは難しいです。
しかしながら発生しにくくする方法はあります。
まず栽培中の容器内の水を毎日入れ替えて衛星的にしておくことが重要です。
雑菌の繁殖を防ぎカビの原因を極力なくすことができます。
液肥は必ず規定量を越えないように調整し水分や栄養素を与え過ぎないようにすることです。
その他にも根カビの要因となりうるものはありますがこの2点を栽培の際にしっかり押さえておけば根カビの発生を極力抑えることはできます。
根カビを防止は栽培チェックにもなります
根カビの現象が起きていないかをチェックすることは実は他のトラブルのチェック機能を果たすことにもなります。
毎日根や苗を確認し、水を入れ替えることで害虫や病気を確認することができます。
例えトラブルが発生していたとしても早期発見出来れば被害は最小限で済ませることが出来ます。
結果としては水耕栽培を成功させることが出来て沢山の収穫が可能となります。
ですので必ず栽培中の野菜は毎日チェックを欠かさないことが最も重要なことなのです。