培地で比較する水耕栽培のスポンジと土耕栽培の土壌

土耕栽培では土壌の上や中に種を蒔き野菜や植物を栽培するのに対して水耕栽培では土壌と同じ役割をスポンジで代替し種を蒔き栽培致します。

栽培方法により培地が異なりますが出来上がる野菜や植物に変わりはありません。

土壌とスポンジは明らかに異なる材質や成分で出来ていますが同じものが出来るとは不思議な感じが致します。

ここではその培地として使用される土壌とスポンジの違いを比較してご案内していきたいと思います。

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培地としての土壌の役割とは?

土耕栽培では当然のことですが土壌が培地として使われています。

この土壌の中には野菜や植物の栽培に不可欠な栄養素であるカリウム・窒素・リンの三大栄養素が豊富に含まれています。

土耕栽培ではこの栄養素が土の中にあるので野菜や植物を育てる際の肥料についてはその他の必要な肥料を用意すれば問題ありません。

しかしメリットばかりでは無くデメリットもあります。

土壌の中には目では確認出来ないような虫や虫の幼虫や卵もしばしば混ざっていることもあります。

害虫については見つけたらその度に害虫を苦情する方法しかありません。

この点では常に茎や葉の裏側等を入念に調べておく必要はあります。

培地としてのスポンジの役割とは?

水耕栽培では種をそのまま水の中に入れて栽培するということは難しいので土耕栽培の土と同じような働きをする培地が必要になります。

水分を吸収し発芽後に根が張りやすい素材としてスポンジが使用されるケ-スが非常に多いです。

スポンジはそれ自体が土のように栄養素を持ち合わせているわけではないので当然のですが野菜や植物を育てるにはどこかで栄養素を追加する必要があります。

スポンジに肥料を蒔いても効果は無い為、水の中に液肥を混ぜる方法で行います。

スポンジは水分の吸収についてはしっかり行いますので液肥を含んだ水分をしっかり浸した上に種を蒔くことで発芽後し成長していきます。

水耕栽培では虫が付きにくいので害虫駆除の心配は土耕栽培よりは非常に楽だと思います。

土壌自体の機能性は非常に高くスポンジの比ではない

野菜や植物を栽培する上では土壌自体が栄養素、ミネラルを含み通気性の良さ等、培地としては非常に優れた機能を有していることは言うまでもありません。

スポンジはそれ自体に野菜や植物を成長させる要素はありませんので。

但し、手間をかけるという観点からすると土壌は害虫リスクであったり、汚れであったりを伴いますのでスポンジの方が楽ではあります。

あとは栽培方法によりどちらを選択するかは皆さま次第となるかと思います。

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