スポンジ培地に種は水耕栽培の定番です

土耕栽培では土が重要な役割を果たすのと同様に水耕栽培では水と更にもうひとつ重要な役割を果たすものがあります。

それは培地であり土耕栽培では土が野菜や植物の成長を土台となる役割を果たしています。

培地とは字の如くですが野菜や植物を栽培するにあたり種を蒔き野菜や植物が根付く場所です。

水耕栽培では土の代わりにどのような素材のものが培地として活用できるのかここではご案内していきたいと思います。

スポンサーリンク
suiko-saibaiレクタングル大

土と同様の働きをする素材とは?

土耕栽培の培地である土には野菜や植物の栽培に不可欠な三大栄養素である窒素・リン・カリウムが含まれ各々の栄養素となっています。

水耕栽培での培地でこのような栄養素を含んだ培地を用意するのはなかなか難しい為、他にどのような機能が望まれているかになります。

土は栄養素の供給の他に発芽から茎をしっかり根元で固定し苗として成長する土台の役割も果たしています。

水耕栽培でこのような役割に適した素材はスポンジです。

スポンジは小さな空洞から成り立つ構造であり水を吸収し易く、空洞に酸素が貯まり、根がその空洞に絡みつくことが可能です。

上記のような役割を果たせる素材としてスポンジが水耕栽培の培地としては非常に適していると言えます。

スポンジを活用した水耕栽培キットの事例

具体的にスポンジはどのように培地として活用されているかをご紹介していきます。

自作キットでも販売されている栽培キットでも基本的にはスポンジに水をたっぷりと浸しその上に種を蒔いて発芽させ根を絡ませて苗として茎が成長していきます。

根は成長すると空洞化しているスポンジを突き抜けて直接ペットボトルの下部の溶液のあるところへ伸びていきそこから水分を吸収して茎まで供給します。

そこまで行けば余程のことが無い限りは順調に成長し収穫までこぎつけます。

培地として水耕栽培でスポンジは定番でありどのキットにも必ず利用されているのもです。

スポンジを活用して水耕栽培を楽しみましょう

培地としてのスポンジの活用は水耕栽培に最も適しています。

繰り返しにはなりますが自作キットであればペットボトルの先に水に浸したスポンジを埋め込んで上部に種を蒔くだけで水耕栽培の準備は完了です。

最近では自作キットと同じ仕組みでバジルやミントのハ-ブをキッチン栽培する水耕栽培キットが販売されています。

自作キットでも販売している栽培キットでも基本的な構造は同じですので狭いスペ-スを活用して様々な種類の野菜や植物を水耕栽培で育てて楽しみましょう。

スポンサーリンク
suiko-saibaiレクタングル大

suiko-saibaiレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする