初心者が種からはじめる水耕栽培は比較的発芽率の高い野菜ではじめるのが良いと思います。
葉物野菜、特にリ-フレタスは初心者が種から栽培しても手軽に早ければ2週間程度で収穫が可能となります。
リ-フレタスの発芽率概ね7~8割と言われており他の野菜と比べても発芽する可能性は比較的高い方です。
種10粒に対して7~8個が発芽する確率ですが、もし半分も発芽しないような状況が発生した場合は種の栽培環境をチェックした方が良いかもしれません。
それでは水耕栽培で種が発芽しない場合、具体的にはどのようなチェックが必要か説明していきたいと思います。
水耕栽培で芽がでない場合考えられる要因は?
水耕栽培でもリ-フレタスであれば通常7~8割で発芽しますが、それでも芽が出ない場合に考えられる要因は屋内温度です。
リ-フレタスが発芽するのに必要な温度は概ね15~20℃と言われていますが栽培時期が真冬等の場合は屋内温度も10℃前後まで下がる時もあります。
そのような場合はいかに発芽しやすいリ-フレタスと言えど芽が出てこない可能性も十分考えられます。
その他に芽が出てない要因として考えられるのは培地のスポンジ等に十分な水分が行き届かず種自身が乾いてしまい発芽しない場合があります。
リ-フレタスもこのような状況には非常に敏感なのです。
水耕栽培で発芽させる為に対策は?
芽が出ない対策を取る為にまずやらなくてはいけないことは屋内環境を整えることつまり温度を上げることが必要となります。
リ-フレタスの発芽に適した温度は15~20℃であればその温度を一定に保つようにすることが一番大事になります。
温度を上げてもなお発芽する様子が見られない場合は培地の水の浸り具合をチェックしてください。
乾いていれば当然芽はでませんが、水がしっかりと浸っているにもかかわらず芽が出ない場合は種自体に問題がある可能性もあります。
その場合は1度新たな種を購入して栽培をし直してみてください。
特に冬はの水耕栽培は寒さ対策に注意が必要?
水耕栽培で芽が出ないのは温度が基準値に達していない可能性が一番高いからなのですが、これは季節に起因します。
5月~初夏にかけては外気が適温に達している為、野菜や植物に取っては発芽しやすい季節です。
しかし冬の時期は外気が10℃を切ることもあり、いくら屋外と言えども15℃を切ることも多々あります。
夜間は暖房も効かせていなければ屋内でも冷え切りますのでそれに従い芽が出てこないということになります。
ですので、水耕栽培では屋内の環境設定を一定に保つことが非常に大事になります。