キュウリは野菜の中でも初心者が育てやすい部類に入ります。
ですので、今はやりの家庭菜園でもよく栽培されています。
また水耕栽培としても育てやすい事から、水耕栽培の入門用野菜としても人気が高いのです。
ベランダなどでプランターを使用しての栽培を行っている人も多いのですが、ここでは室内で栽培する場合、特に水耕栽培でのキュウリの育て方のポイントを案内していきたい思います。
野菜の中でも生命力が強いキュウリは乾燥大敵です
とても生命力の強い野菜であるキュウリですが、乾燥にはとても弱いことが知られています。
水分が足りなくなり、充分に栄養分を吸い上げられなくなると根が褐色に乾燥し、枯れてしまいます。
水耕栽培を室内で行う場合、特に夏などは室内の気温も上昇し、充分に溶液などを補給していてもキュウリが水分を吸い上げる前に蒸発してしまい、根の乾燥に繋がってしまいます。
日中の不在時や長期連休の不在時などの時には特に注意が必要となります。
ツルをのばすキュウリは想像以上の成長を想定
キュウリはツルを伸ばして上へ上へと成長していきます。
夏場のグリーンカーテンにも利用されるゴーヤなどをみても、かなりの高さまでの成長していきます。
キュウリも同じく、成長が進むと2m近くまでツルが伸びてきますので、室内で栽培する場合はこの成長を見越して高さの確保できる場所で栽培をすることをお奨めします。
成長の途中で植え替えを行うなどの対応をしても問題ないですが、せっかく水耕栽培で育てているので植え替えの手間は省きたいところですので、しっかり計画を立てて取り組みましょう。
やはり太陽の日差しは非常に大切です
水耕栽培で養分、水分も充分に確保が出来て、ツルも順調に成長をして来て収穫を心待にして手を掛けてきて、花も咲き、実も出来てきました。
安心していたのもつかの間、そこで躓く事として、実が大きくならないと言うことがあります。
10cmくらいまでの実は出来るのですが、ここから更に大きく成長しないということが意外と多くあります。
これは室内で水耕栽培をする上で発生する悩みのひとつでもありますが、この原因は日当たりの問題です。
キュウリは日当たりの良い場所で栽培をしないと身が大きく成長しないので、しっかりとチェックする必要があります。
成長してしまったキュウリを別の場所に移動することは大変ですのではの部分を出来るだけ日当たりの良い位置へ移動するなどの工夫が必要です。