野菜や植物の栽培に不可欠な肥料ですが、いつも最適な分量を与えることが出来ているでしょうか?
水耕栽培での肥料は主に液肥ですが、野菜あるいは植物の品種により分量や縮尺度数も異なります。
また、同じ品種であっても最初から最後まで同じ分量、同じ縮尺が好ましという訳ではありません。
では液肥はどのようなタイミングでどのような分量を与えるのが適切か具体的に見ていきましょう。
種蒔きから発芽時はどのような与え方が良いのでしょうか?
水耕栽培での肥料とは通常固形のものを使用するのでは無く液肥と呼ばれる水に混ぜられたものを使用します。
種蒔き時より培地となりスポンジに液肥を混ぜた水分を浸して栽培を開始するというのが一般的な方法です。
特に市販されている液肥は栽培する野菜や植物の特徴をしっかり捉えているので一定の液肥原液に対する縮尺度合が記載されています。
この数値を守って液肥を作り与えていれば例え途中で枯れてしまっても肥料が起因する失敗の可能性は低いと考えられます。
また、最近、有機肥料を使用する方も多くいらっしゃいますが、配分等が難しい為、初心者は市販液肥の使用からおすすめ致します。
苗の成長から収穫までの液肥の与え方の注意点
ある程度苗が大きくなると次は花がある野菜は花を咲かせ受粉し実をつけるに至ります。
しかしこの成長期に液肥を与える上での注意点ですが、必ず液肥メ－カ－が規定して量を守って使用をしてください。
「葉に栄養が届いてないように見える」等、自分の判断で液肥の尺度を濃くしたり、量を多くしたりは絶対にしないでください。
栄養の取り過ぎは人間もそうですが必ずしもプラスに作用する訳ではありません。
栄養分がいきわたり過ぎてしまうと水分のあるところにコケが生えてきたり、衛星上も見た目もあまり良いことは無いと思います。
化成肥料を使って野菜や植物への与え方を学ぼう
水耕栽培の肥料である液肥はまず初心者は化成肥料を使用することからはじめましょう。
規定量もしっかり記載がありますし、一般的に必要な栄養素を液肥は兼ね備えています。
化成肥料で水耕栽培を繰り返していくうちに基本的な投入の時期や量についても把握が出来てきます。
植物の状態がイマイチの時には少量ずつ分量を変えて与えていくことで自分なりのデ－タ蓄積が可能となり、より効率的に液肥を与えるタイミングが学べます。
液肥を与えるタイミングは品種により異なりますが経験を積むことでより細かいデ－タの蓄積可能となりどのような栄養素をどのタイミングで投入するかなどが明確にわかるようになります。
是非、多くの栽培経験からそのコツを見出してください。