野菜や植物の栽培をする際に問題点として挙げられることに害虫対応が必ず出てきます。
屋外での土耕栽培等では苗や葉に寄生してしまうこともしばしばあり害虫駆除対策をしなくてはならないことがほとんどです。
しかし野菜等のように人の口から入るものについてはなるべく農薬等を使いたくないというのが本音だと思います。
では農薬等を使わなくても良いような虫が付かないあるいは付きにくい栽培方法がないのでしょうか?
ここでは一般的に虫が付きにくいとされる水耕栽培についてご案内致します。
水耕栽培は土耕栽培と比べて何故虫が付きにくいのか?
水耕栽培は一般的に虫が付きにくい栽培方法だと言われていますがどうして土耕栽培と比べると虫が付きにくいのか調べてみましょう。
水耕栽培でも全く虫が付かないということではありません。
土耕栽培と同様に同じ野菜や植物を栽培すると同じように虫がつく可能性はあります。
それでは何故付きにくいと言われているかですが、土耕栽培は外で栽培するケ-スが多い為、虫が外部から寄生できる可能性が高いからです。
水耕栽培は室内で栽培されるケ-スも多く虫が寄生する確率が外の環境よりも低いからです。
水耕栽培でも土耕栽培と同様に外で栽培されたものは虫が寄生する可能性は室内よりも高くなります。
また、土耕栽培でも室内で栽培された場合は外での栽培よりも虫が付く可能性は低くなります。
但し、土耕栽培はそもそも土の中に虫が事前に入る可能性もある為、やはり水耕栽培よりも虫が付く可能性は高くなってしまいます。
室内での水耕栽培であれば虫の発生や寄生は完全に防げるか?
室内で水耕栽培をしたとしても完全に害虫の発生を防ぐことが出来る訳ではありません。
種から水耕栽培することで限りなく虫がつかない環境をつくることはできますがそれでも100%は難しいです。
屋外程ではないにしても室内でも虫は生存している可能性はありますのでその虫が栽培している苗や葉に付く可能性は否定できません。
とはいえ圧倒的に虫が付く可能性は低くなりますので安定した環境の構築という面からすれば室内での水耕栽培は効果が高いです。
室内は手間が無く気軽に水耕栽培が可能です
100%ではないものの室内での水耕栽培は虫の付く確率を低くし更に風雨から栽培している野菜や植物を守り温度や湿度を安定させることが可能です。
野菜の種類によってはこの安定した環境であれば沢山の収穫が見込めます。
特に水耕栽培初心者にとっては手軽に水耕栽培を始めるにはまずは室内で始めることをおすすめ致します。