水耕栽培の歴史!いつから始まりどのように日本にやってきたのか?

家庭でも始められるようになり一般的になりつつある水耕栽培ですが、その歴史はどこから始まったのでしょうか?また日本にはいつやって来たのでしょうか?あまり水耕栽培の歴史は知られてません。

そこで今回は水耕栽培が誰がどこでどのように始めたのが起源となっているのかをご案内致します。

そして、水耕栽培がそこからどのように日本にやって来たのかも一緒に見てみましょう。

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水耕栽培はどこでどのように始まったのか?

水耕栽培がどこでどのように始まったのか?その歴史をご存知な方はそう多くはないと思います。

明確な記録は残っていないようですが、水耕栽培は紀元前にバビロニア王が王妃の為に砂漠に階段状の庭園をつくりそこでは常時、水を流して植物育成を行っていたことが最初ではないかと言われています。

また、古代エジプトではナイル川周辺で土に頼らない栽培をしてきたとの記述が残っているそうです。

当時から「栄養分のある水で育てる」というような記述が存在することから養液の重要性を理解していたようです。

かなり古い時代から水耕栽培の原型があったことがこの記述によりわかります。

そして水耕栽培が今のような進歩を遂げるきっかけとなったのは、1842年にドイツの植物学者ユリウス・フォン・ジャックスが様々な研究デ-タから植物を成長させる栄養素を見つけたことがきっかけです。

水耕栽培が日本にやって来たのはいつごろから?

水耕栽培の起源から日本にやって来るまでは暫くかかっているようですが、では、いつ頃から日本では始まったのか見てみましょう。

日本では第二次世界大戦後のアメリカ軍の駐留が始まりだと言われています。

日本は野菜・植物栽培の飼料として家畜糞等をそのまま使用した栽培を行っていましたが、それを見たアメリカ兵が衛星環境が良い野菜を食べたいとの要望がきっかけと言われています。

それがきっかけとなり東京の調布市、滋賀県の大津市に水耕栽培工場の建設が行われました。

これが日本に水耕栽培が伝わってきた経緯となります。

水耕栽培が日本で普及した経緯

日本での水耕栽培は当初、アメリカ軍基地内にて化学肥料を使った栽培が始められていました。

当初はアメリカ人が栽培していたが徐々にその施設内で日本人の雇用がされるようになり日本での水耕栽培の担い手となっていきました。

その施設内で働いていた日本人が全国各地に散らばり水耕栽培の技術が広がっていきました。

当時は高価な設備費用がネックとなり定着しなかったが、それまで栽培が難しいとされていたキノコの栽培に成功してから採算等の観点も勘案し水耕栽培に取組む農家が増えてきました。

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