「森のバタ-」と呼ばれているアボカドはメキシコ、中央アフリカが原産とされており、日本でもメジャ-な果実となっています。
しかし、あまり家庭菜園などで、手軽に栽培をしているという話を聞くことは少ないのではないでしょうか。
果実といわれるものの中で最もカロリ-が高いアボカドはどのような環境で栽培されているのでしょうか?
また、アボカドは水耕栽培で育てることも出来るのでしょうか?併せて見ていきましょう。
アボカドは通常どのような栽培がされているのでしょうか
アボカドの栽培はほとんど馴染みがないかと思いますが、他の植物と何ら変わりません。
土耕栽培であれば土の中にアボカドの実に真ん中にある種を土から1/3程表面を出して植えます。
そこからは水と肥料、日の光を絶やさず与えることで夏場であれば早ければ1週間、冬場であれば8週間程度で発芽致します。
発芽後も水と肥料、光を適度に与えていくと20~30センチ程度に苗が成長していきます。
過程で栽培する場合、多くは苗が20~30センチに成長した後は植え替えをして更に大きくなる環境とします。
その後、茎や葉が成長ししっかりとしてきます。
では、実が成るまでにはどのくらいの期間かかるかと言いますと早い場合で5年前後、その多くは10年以上かかるのです。
栄養価の高い果実なので栄養をしっかり貯めこんでいるのでしょうか。
栄養価の高いアボカドは水耕栽培で育てることは可能か
土耕栽培でしっかりとした栄養素を吸収し、10年かけて実をつけるアボカドですが、同様に水耕栽培でも育てることは可能でしょうか?
答えは水耕栽培でも可能ですが、通常は発芽から20~30センチの苗の育生までを水耕栽培で行い、その後、植え替えをする形が多いです。
勿論、大きな設備でそのまま水耕栽培で育てることも出来ますが、一般的に家庭で栽培場合は大きな設備を有するケ-スは稀です。
鉢植えなどに植え替えて苗を大きく成長させることが適切です。
アボカドの水耕栽培は種の尖った方を上段に向け、後は土耕と同様、種の1/3を表面に出して光に当て、発芽を待ちます。
成長の過程は室温等にもよりますが変わりません。
アボカドの種を取って水耕栽培で育てて見ましょう
アボカドは不思議と家庭菜園で話題になることがほぼありません。
トマトやナスのように自分で作って食べるというより八百屋さんに並べてあるのものを購入するというイメ-ジが強いのです。
しかし、水耕栽培でも土耕栽培でも実がなるまでは時間がかかりますが栽培することは可能ですので、しばらく観葉植物として捉えて頂き栽培にチャレンジして見てください。