水耕栽培での10円玉の様々な活用法

水耕栽培では培地として水を使用する為、何も対策を取らないとボウフラ等が発生する可能性が極めて高くなります。

ボウフラは言わずと知れた「蚊」の幼虫です。

近年「蚊」は「マラリア」「日本脳炎」「デング熱」等病原菌を媒介する代表的な虫です。

ですので、水耕栽培を楽しむ為にも「蚊」を発生させない為の方策を取る必要があります。

その方策として「10円玉」が大活躍致します。

どうして「10円玉」が「蚊」の発生を防ぐのか簡単にメカニズムを説明致します。

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「蚊」の発生するメカニズムは?

「蚊」は水のあるいかなるところでも発生する可能性が非常に高いと言えます。

ため池や澤、川や雨が降った後の水たまり、排水口の溝でも「蚊」の幼虫であるボウフラは場所を選ばず発生します。

このような自然界で発生する状態は防ぎようがありませんが、自ら水耕栽培をする場合は場所が特定されているだけに防虫策を施しましょう。

水耕栽培では野菜等、口に入れるものを栽培していますのでなるべく薬品を使わずにかつ複雑では無く簡単な方法で防虫が理想です。

その1つの手段として「10円玉」の活用があげられます。

「10円玉」が「蚊」の発生を防ぐというメカニズムは?

水耕栽培で「蚊」の発生を防ぐ為の手段として使用する「10円玉」ですが、どのような効能を有しているのでしょうか?

「10円玉」の主成分は皆さんご存知の通り銅です。

銅は「蚊」の幼虫であるボウフラを発生しにくくし、銅イオンはボウフラを「蚊」に孵化させにくくする作用があるとのことです。

但し、化学的根拠に基づいた詳細なメカニズムは今のところ解明されていないとのことですが、結果として「蚊」の発生を1/10程度になります。

水耕栽培での活用の仕方も簡単で、容器の一番底に溶液を入れる前に必要な枚数の「10円玉」を貼り付ければ良いだけです。

目安となる必要量は溶液300ml~500mlに対して1枚と言われています。

また、「10円玉」は黒ずんでいるものでは銅の効果が出ませんので必ず汚れを取り覗きピカピカ光沢のある状態で投入してください。

「10円玉」は防虫効果だけでは無い?

「10円玉」は水耕栽培で防虫効果の側面を案内されることが多いです。

しかし、実はもう1つシンプルに植物の栽培に必要な栄養素として水に含まれていない微量要素としての「銅」の取得にも効果があるとされています。

俗説的に「マッチ棒」「釘」「10円玉」を入れると栄養素(硫黄、鉄分、銅)の補給になると言われています。

固形物がどれだけ水に浸透して効果が出ているかは判断が難しいところではあります。

とはいえ「10円玉」は手軽に防虫や栄養素補給に効果がありますのでお試し頂きたいと思います。

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