水耕栽培で栽培可能な野菜は品種とは?

水耕栽培は土耕栽培と比較して「大きな庭が必要」「土で汚れる」「虫が発生する」等がほとんど無く便利な栽培方法であります。

しかし、「土」と同じ役割を果たす「水」には野菜の栽培に不可欠な「窒素・リン・カリウム」の三大栄養素等が含まれていません。

ということは、水耕栽培では栽培できる野菜の品種は数が限定されてしまうのでしょうか?

そこで、ここでは水耕栽培で栽培可能な野菜の品種を調べてみましょう。

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水耕栽培で栽培される一般的な野菜とは?

水耕栽培と相性の良い野菜として「リ-フレタス」「春菊」「水菜」「ほうれんそう」の葉物野菜や「バジル」「クレソン」「イタリアンパセリ」のハ-ブ類等があげられます。

一般的に根から水分を吸収し、葉が光合成をして育つメカニズムの野菜は水耕栽培では育てやすいとされています。

また、実がなる野菜「トマト」「ナス」「きゅうり」等は結実するのに十分な栄養素が無いと良い実がならず枯れてしまいます。

ではこのような実のなる野菜は不向きかというとそうではありません。

水に十分な栄養素、例えば「窒素・リン・カリウム」やその他必要な栄養素を含めて与えることで土耕栽培と同じように立派な実を作ることは可能です。

野菜が育生する過程で水耕栽培には不向きな野菜がある

葉物野菜やハ-ブ類とは異なり水耕栽培には不向きな品種もあります。

その代表格は根菜類となります。

根菜は根から実を結実させる為、土耕栽培の場合は、土の中に隠れて成長します。

しかし、水耕栽培では土耕栽培と同じ理論ですと水の中となり、根が腐ったり、育ったとしても実が水分を吸収し過ぎて大きくなってしまいヒビ割れ等を起こしてしまいます。

また、根菜類は葉物野菜等と比べると栽培期間が非常に長くなる為、水に浸かっている時間を多くなってしまいます。

このような事例から水耕栽培では根菜類は栽培に不向きであると言えます。

初心者は水耕栽培に適した品種で栽培をはじめましょう

原則論をお伝えすると水耕栽培で育生出来ない野菜はありません。

栽培方法や液肥やプランタ-の形状、装置の発展により日々技術は変化をしています。

現状、葉物野菜のように栽培期間も短く強い野菜は水耕栽培に向いております。

それとは逆で根菜類のように根から野菜をつくり出す形のものは水耕栽培には向いておりません。

初心者の方々はまず、育てやすい葉物野菜からスタ-トし、おいしい採れたて野菜をゲットいたしましょう。

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