水耕栽培で野菜を栽培する際、最も得意とする野菜が葉物野菜と言っても過言ではありません。
葉物野菜は発芽率の高い野菜が多く、発芽から茎の成長が栽培環境が整っていれば一番早く収穫ができる野菜ではないでしょうか。
例えば、水耕栽培で葉物野菜と言えば代表格であるリ-フレタスは発芽から収穫までが早い時には2週間で可能となります。
それも沢山のレタスの葉がもさもさと生い茂っている状態で収穫が可能なのです。
では、同様に葉を利用する大葉を水耕栽培で育て、沢山収穫できるようにするにはどのような方法があるのかをここではご紹介していきます。
大葉を水耕栽培で育てるにはどのような方法があるのか?
大葉というとピンとこない方もいるかもしれませんが、別名青じそと言われており主に薬味として利用されたりサラダドレッシングの原料となったりで有名です。
大葉は土耕栽培でも栽培されていますが水耕栽培で栽培しやすい野菜の1つでもあります。
実は大葉はハ-ブの1種でもあり、他のハ-ブ同様に挿し芽として切り取った葉と茎の1部を水につけているだけでも大きく成長していきます。
勿論、スポンジ等の培地に種を蒔いて発芽から育てても育てやすい野菜ですが多少茎が大きくなるので間引きなどを行う必要があります。
発芽後は根枯れをしないように水のチェックを行いながら臭みや藻が目立つ前にこまめに水替えを行ってください。
大葉の水耕栽培で最も注意を払わなければいけないこと
大葉の栽培で最も注意をしなくてはいけない点は乾燥と害虫です。
水耕栽培は基本的に根を水に浸しますので乾燥という事態を引き起こすことは可能性として低いと思いますが日のあたりすぎて根元の水分も乾燥してしまったということは可能性としてあることですので気をつけましょう。
もう1つの懸念である害虫は土耕栽培では必ず虫が付くと考えて対策を立てる必要がありますが、水耕栽培で虫が付くことも可能性としては低いです。
万が一虫が付いてしまった場合はすぐに取り除かないとすぐに繁殖してしまう可能性もありますので後回しにせずにチェックを致しましょう。
大葉は土耕栽培よりも水耕栽培の方が収穫が
大葉は乾燥に弱く適度な湿り気や水分を含む状態が最適な状態であると考えると水耕栽培は大葉にとって最適な栽培方法であると言えます。
常に根に水分を浸した状態が維持できる水耕栽培は乾いた状態を作りにくいことが特徴の1つでもあります。
また、葉をつける大葉にとっては害虫も厄介な課題の1つではありますが水耕栽培は虫を付けにくい状態をつくるのでいずれをとっても大葉が育ちやすい環境となります。
あなたの数ある水耕栽培のレパ-トリ-に是非大葉を加えて頂き収穫を楽しんでください。