ガ-ゼと聞くと馴染みなのはケガをした時に消毒液と共に患部につける医療用品としてのイメ-ジが強く頭の中にあります。
水耕栽培にガ-ゼを活用すると聞くとあまりピンときませんが実はガ-ゼは水耕栽培でとても活用範囲が広いのです。
ガ-ゼの特徴は吸収性や保水・保湿性、通気性に優れており、医療現場でも手術時に血液を吸い取る役割で使用されているところからも商品の特徴が伺えます。
ではこのガ-ゼをどのように水耕栽培に活用しているのか具体的な例をあげてご案内していきたいと思います。
ガ-ゼは培地として活用されていることが最も多い
ガ-ゼが水耕栽培で最もポピュラ-に活用されている事例はやはり培地としての活用となります。
スポンジ等と同様に吸収性や保水・保湿性に優れており水分を浸しておけば種を直に置いておくだけで全く問題無く発芽が致します。
また、布ということもあり形状の変形も簡単に出来てしまうのでスペ-スを問わず培地として活用できるところはガ-ゼの強みだと感じます。
但し、スポンジよりも吸収する水分容量は少ないので必要以上に水分を浸し過ぎることは気をつけておきたいところです。
スプラウトやカイワレ等の発芽野菜を水耕栽培する際の培地として活用するには持ってこいの素材です。
水耕栽培でガ-ゼを培地以外に活用している事例とは
ガ-ゼは培地以外にどのような活用方法があるのかと言いますとこのような使い方があります。
発芽野菜などはコップやガラスカップ等で栽培することが出来ますがこの際に水分を中に通すことができる蓋の役目としてガ-ゼを活用することが可能です。
ガ-ゼは水分の吸収だけでなく通気性に優れている観点から容器内に外部から酸素や水分の注入が可能です。
それだけで無く、外部からの害虫等の侵入を防ぐ効果もあります。
スプラウト等はビンの中で発芽から育成まで完結してしまいます。
100円ショップで手に入るカ-ゼ積極的活用しましょう
昔はドラックストアに行かないと手に入らなかったガ-ゼですが、今では100円ショップでも販売されており手軽に手に入ります。
薄い形状の割に水分の吸収性も高く、保水・保湿にも優れている為、水耕栽培に活用するには素晴らしい素材です。
ご案内している活用方法はほんの一部ですがまだまだ活用できる範囲を広げることは可能です。
水耕栽培において様々な用途にチャレンジしてみて自分なりのガ-ゼの活用方法を見つけだすのも面白いと思います。