きゅうり栽培もここ最近は水耕栽培の専用キットの充実や自作キットでの栽培方法の情報がインタネットで簡単に入手できることもあり取り組む人が多くなってきました。
きゅうりは成長も早く実をつけるとたくさんの収穫が見込める為、水耕栽培初心者でも比較的つくりやすい野菜となります。
そんなきゅうりの水耕栽培では根の成長をしっかり確認しておく必要があります。
ここではきゅうりの水耕栽培、具体的にはどのような点に注意すべきか案内致します。
根の管理はきゅうりの水耕栽培で重要な要素の1つです
きゅうりの水耕栽培で根の状態を管理することは重要な要素の1つです。
きゅうりは細くて長い根を縦横無尽に張り巡らせ水分をしっかり吸収して実をつけます。
きゅうりの根の管理で気をつけなければいけない点は水分の与え過ぎによる根枯れの現象です。
水耕栽培では根が水に四六時中浸かる形になる為、根を腐らせないようにする為には常時新鮮な水分を維持する必要があります。
特に夏場は水自体が腐ってしまう可能性がある為、水の色やにおいについては特にチェックをしましょう。
きゅうりの水耕栽培で根が腐ってしまう原因は?
土耕栽培できゅうりを育てる場合に根が腐ってしまう最大の原因は水分や肥料の過剰摂取です。
もともときゅうりは大量の水分を必要とする野菜ですが必要非常に過剰摂取すると根が腐り始めてきます。
では水耕栽培の場合はどうでしょうか?
きゅうりの水耕尾栽培の場合、種から栽培したきゅうりの根は水耕栽培に適した根として成長をしている為、水分が雑菌により腐っている場合等を除いては水に浸しておいても腐りにくくなっています。
しかし、土耕栽培から水耕栽培へ植え替えによるきゅうりの根は暫く水耕栽培の環境に慣れるよう、根がストレスを解消するまでは様子を見る必要があります。
根や苗の成長が確認できた後も水質の確認を行い、根を腐らせない対応が必要になります。
しっかりした根を育て多くのきゅうりを収穫しましょう
一般的にきゅうりの根は髭のように細く長く幅広く地中上面に広がって水分や養分を吸収します。
水耕栽培で育てたきゅうりの根も同じように細長い髭のような根が水中にぎっしりと張っていき、広がっていく根が良いと言われています。
種からきゅうりの水耕栽培をした場合は成長の過程でも温度や水質管理等の栽培環境をしっかり整えていれば初心者でもきゅうりの収穫は難しくありません。
土耕栽培から水耕栽培に植え替えをした場合もきゅうりの根をしっかり観察して温度や水質をきゅうりに適したものに調整することでたくさんの収穫が見込めます。
ビタミンCが豊富なきゅうりをたくさん収穫しましょう。